親の近くに住もうとしている。
お互いに便利であろう、という合理性もかもしれませんが、娘はもともと小さいころにわたしたちと一緒にこのあたりに引っ越してきたので、その後に入って卒業した小学校などに自分の子が入る、ということにノスタルジックな憧れを感じているかもしれません。
とはいえ、高齢化が進みながら地域社会が膠着しているのか、なかなか売り家の出ない地域です。
そこで娘が、ふと
「わたしたち別にこのあたりにこだわることはないのよね。婆たち死んだらどこに居ても同じだし。」と言ったそうです。
一部始終を聞いていた孫が、
「遠いところなんていやだ、婆が死ぬなんていやだ。」
と言うと思いきや、ひと言、
「婆が死んだら婆のお金はどうなるの?」
と言ったそうです。
それがとても気になる、てとこでしょうか?