投資歴20年のmasaさんのブログ

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「待つ」の極意

「待つ」の極意
先日、待つことに対して悩んでいるというメールをいただきました。
----- いただいたメール内容の一部になります -----
どうしても時間軸的にトレードの回数を増やそうとして待ちきれず我慢できない自分がいます。

休むも相場との格言もありますが、どのような気持ちの持ち方で考え方や心を整理して投資と向き合う姿勢を保てば良いのか今一度ご助言をいただきたいと存じます。

お忙しい中、大変恐縮ですがご返信いただけると幸いです。
----- ここまで -----


----- 返信させていただいた内容です -----
ご質問について
ご指摘の通り、相場全体が下げ基調でも個別銘柄によっては上昇する銘柄もあります。それを狙っていくのも一つの方法ですが、長期間投資を続けると(私の経験上)「大きな流れに合わせて個別銘柄を狙っていく」方がリスクは低くなると思い続けています。投資に絶対は無いので、断言するのは控え「思い続けている」と書いています。

例えば、日経平均が外需関連株主導で下げている時に内需関連株は堅調な時があります。そのような時に内需へ投資するのも一つの方法ですが、売り込まれていた外需が買われて上昇する時、今まで買われていた内需が売られることはよくあるパターンです。

これを逆手にとると、外需関連株主導で下げているなら、とことん下げたところで外需を買えば後の上昇が楽しめるというわけです。

待つことって意外と難しいものですが、待つことができれば間違いなく勝率はアップします。ここは断言できるところ。昔の私は常に売買していましたが、勝率アップは一時的でトータルするとダメでした。逆に、チャンスが来るまで休み、多くの投資家が嫌になって売り出した頃(売り尽くし)に、運用資金に対して少額分散投資(業種と買う日を分ける)をしていく方がトータルで良い成績になりました。それが分かってから、現在まで同じことを繰り返し続けています。

どうしても待つことが難しい時
運用資金を二つに分けて試すとよいかもしれません。投資の助言はできないので、私ならそうするという意味です。

半分は今まで通りトレードの回数を増やす投資で、半分は待つ投資。これを数年繰り返すと実感されるのではないでしょうか。半年から1年では、その時だけ当てはまった可能性がありますので数年単位。待つことの重要性を実感された時、完全に自分の投資法になると思います。

少し強気で乱暴な表現になりますが、後で勝つことが分かっているから待てるのです。これが私の投資法。

長文になりましたが、何か少しでもお役に立てれば幸いです。
----- ここまで -----
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