インデックス投資への批判として、成長企業だけでなくゾンビ企業も含まれるので良くないと言われます。
総務省と経済産業省の令和3年経済センサス活動調査(速報集計)によると、2021年6月時点の全国の企業数は367万4千社、従業者数は5,745万8千人となっています。そのうち、企業数で99%超、雇用の7割を占めるのが中小企業です。他方、先月末現在の上場企業数は3,850(プライム1,836、スタンダード1,451、グロース501、Tokyo Pro Market 62)、日本における全企業の0.1%、超エリート企業群!皆に期待しているぞ!
経済・社会環境変化や規制・税制の変更、経営スキャンダル等を含む想定外の事象により、産業の成長性や企業の業績は変わります。どの経営者も会社の成長を図っているはず、不況を乗り越えようとしているはず。筆者はできる限り多くの企業に期待し投資支援したいので、インデックス投資をしています。日本株だけでなく、全世界株(VT)や全米(VTI)も!
時価総額ベースのインデックス・ファンドの場合、不振企業の株価が下がれば投資割合は減っていき、好調企業の株価上昇による時価総額増が期待できます。積極的に選ばずとも、主役は交代していきます。