25日移動平均線の上に再浮上したが陰線で終えた

優利加さん
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昨日の米国株式相場は大きく反発した(DJIA +528.58 @34,005.04, NASDAQ +139.12 @11,143.74, S&P500 +56.18 @3,990.56)。ドル円為替レートは137円台半ばの円安・ドル高水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄売数が1,075に対して、下落銘柄数は658となった。騰落レシオは106.72%。東証プライムの売買代金は2兆4260億円。

TOPIX +8 @1,966
日経平均 +113円 @27,955円

11月の米消費者物価指数(CPI)と12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を目前に控えて、また、インフレのピークアウト感も出てきて、売り過ぎた株の買戻しが優勢となった。この流れを受けて、本日の日経平均は反発した。

日経平均の日足チャートを見ると、反発して25日移動平均線の上に再浮上したが陰線で終えたところに今の相場の脆弱さが見える。11月24日の戻り高値@28,502円を目指して続伸できるかどうかは米国株の動き次第だろう。そして、その米国株の動きは米長期金利次第でほぼ決まり、さらに米長期金利は米景気指標が「悪化」し且つ物価指数が低下してインフレ高進が止まることが必須条件となる。

33業種中28業種が上げた。上昇率トップ5は、海運(1位)、医薬品(2位)、倉庫・運輸(3位)、保険(4位)、空運(5位)となった。

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