やっと円安が止まり、円高に振れている。11月には政府が介入していないと日経で報じられたが、チャートを見ると、11月始めには、隠密介入しており、円安スピードが止まった後で、米国のインフレ沈静化に伴い、FRBが利上げにブレーキをかけてから、市場そのものの力で、円が買い戻されつつあるのを見て、介入をやめて見守ったのが明白である。(政府も馬鹿ではない)
これは、政府にとってはベストのシナリオである。もっとも資源が買えるうちにできることをやっておかないと、手遅れになるのは言うまでもない。
今の日本の国力では、これが精一杯だろう。