単純化できる能力が、多分、分析能力なんだろう。どちらにせよ、ドル本命が前提である。
やれ「さや取り」と言うが、そういう技を冷静に分析すれば、損切と利益確定売りを同時にしているだけのことで、考え方としては、ペアにするものが正相関関係にある時、悲観と楽観を同時にしているとヘッジ=相殺できるということである。ドル円がレンジ相場で、ドルの将来が◎とは言い難いのは、本命がでんぐりかえる競馬と同じだろう。A社は買い、B社は売りという組み合わせの場合は、同じA社で両建てにしているに等しいから、正相関の関係にある異なる通貨で、行う方が利益はあがるだろう。