コロナと露西亜の事変が与えたのは、ここ20年間のIT米国PC資本主義の脆弱さである。これは当たり前で、デジタルとは、アナログ情報を単にPCで置き換えただけなので、土台のハードが危い非常時には、吹っ飛ぶ基盤の薄いものだということだ。よって、日本がPCに感じた危うさの感覚は、正常だったということで、そちらの方面で韓国・中国に抜かれたからと言って、それほど悲観する必要もなかったということなのだ。1周遅れが、結果オーライとなりそうな予感である。なぜなら、少子高齢化最先端なのは日本で、それを世界が追いかけているというのが、実態経済から透けて見える事実なんで、それに気づいた投資家の勝利に終わると思われる。