金権体質は、統一教会だけではない。創価学会も、信者からの、寄付を集めている。その額は、年間2千億円や3千億円の財務(寄付)を集めていた。
宗教団体というよりは、宗教の名前を借りた「集金団体」と呼んだ方が適当ではないか。
(ネットからです)
池田大作・創価学会名誉会長の金庫番はなぜ1億7500万円の入った金庫を捨てたのか
https://news.yahoo.co.jp/articles/9fe079ac3922ed9342b8244848acf5deb2c70b3f
公称827万世帯を擁する創価学会は、年間2千億円や3千億円の財務(寄付)を集めていた。33年前、池田大作名誉会長の側近が1億7500万円の入った金庫を捨てた事件で、学会はその金満体質を指弾された。(本記事は「週刊新潮 別冊〈昭和とバブルの影法師〉2017年8月30日号」に掲載された内容を転載したものです)
ゴミとして出された古金庫を解体するため、廃棄物処理会社の社員がパワーショベルで5メートルほど釣り上げた。すると、金庫の扉が開き、二つの紙袋と共に旧1万円札がバラバラと舞い落ちてきたのである。
金庫の中には合計1億7500万円。およそ半分は新札で、中には「1千万円」と印字された帯封がついた札束もあったという。
世はまさにバブル絶頂期である。同年4月には、川崎市の竹やぶで、計2億3500万円が入ったバッグと手提げ袋が発見された。金余りの世相だったとはいえ、億単位の現金が相次いで捨てられるという異常事態は、“金満ニッポン”を象徴するミステリーとして世間の関心を呼んだ。
横浜の金庫事件は、特に不可解なものだった。金庫は、ゴミ収集業者が創価学会の外郭企業で、創価学会の機関紙・聖教新聞の輸送などを請け負っている日本図書輸送の埼玉県・戸田営業所で回収したもの。公明党の支持母体で日本最大の新興宗教教団である創価学会の関与が浮上したことで、マスコミも色めき立った。
公明党元副委員長の二見伸明氏がこう回想する。
学会総務で聖教新聞社元専務理事の中西治雄氏(60)=当時=が、「現金も金庫も私のもの」と名乗り出たのだ。
中西氏は、1億7500万円は、71年からの3年間に、創価学会が信徒団体として所属していた大石寺の売店で販売した記念品や土産物の利益で、脱税した金。
取材した記者によれば、
「なぜなら1億7500万円には市中に出回ることのない『官封券』が含まれていた。この官封券は需要が高いため、銀行が特別な顧客にのみ渡す特殊な紙幣。
毎年1千億円単位の『財務』(寄付)を集めるとされる大口取引先の創価学会なら入手可能だが、チマチマと売店で土産物を売って得た金に含まれる性質のものではありません。その点を指摘されると、中西さんは答えに窮していました」