日経平均は電気機器の健闘で下げ幅限定的

情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。


株日記は「米国株について」を朝の8時頃

「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。


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10月27日 木曜日


日本株について

本日の日経平均株価は、86円安の27345円で取引終了。

前場は前日値を上値としながら僅かな値幅で揉み合い、後場は下げ幅拡大。


〇東証プライムの売買代金と騰落状況

売買代金は2兆6894億円、出来高は10億7864万株。

値上がり銘柄数は484、値下がり銘柄数は1273、変わらずは80銘柄でした。


〇業種別ランキング

5業種が上昇、28業種が下落

上昇率の高い順

鉱業、電気・ガス、石油・石炭、機械、医薬品


下落率の高い順

銀行、海運、繊維、パルプ・紙、その他金融


〇日経平均採用銘柄の騰落率

値上がり銘柄数は54、値下がり銘柄数は164、変わらずは7銘柄でした。

上昇率の高い順

(6305)日立建機 4.7%高

(9501)東京電力HD 2.5%高

(6506)安川電機 2.4%高

(4523)エーザイ 1.9%高

(9531)第一三共 1.7%高


下落率の高い順

(7751)キヤノン 6.2%安

(7186)コンコルディアFG 5.6%安

(8354)ふくおかFG 5.3%安

(8331)千葉銀行 5.3%安

(8308)りそなHD 4.8%安


〇米国株による影響

ダウ平均 0.01%高

ナスダック 2.04%安

S&P500指数 0.74%安


電気機器、半導体が連れ安にならず

ハイテク比率の高いナスダックが2%を超える大幅安になっています。マクロソフトが失望決算で7.7%安、アルファベット(グーグル)も失望決算で9.1%安。決算を控えるアップルは1.9%安。


半導体では、インテルが0.7%安、マイクロン・テクノロジーは0.7%安、テキサス・インスツルメンツは2.6%安、エヌビディアは2.7%安、AMDは2.8%安と総じて安い。


国内では決算を目前に控えた電気機器、半導体が多数ありますので、米ハイテクの失望決算および急落を受けて警戒感が強まると考えていましたが、手控えと手仕舞いは多く出ず。業種別では28業種下落しましたが、電気機器の下落率は0.11%と最も低い。日経平均採用銘柄では上下半々でした。


〇欧州株による影響

イギリス(FTSE) 0.61%高

ドイツ(DAX) 1.09%高

フランス(CAC) 0.41%高


3市場揃っての上昇は日本株にプラス材料。米国株後半失速を織込んでいませんが、2銘柄の影響が大きいので「明日の欧州株下落を想定する、日本株の先回り売り」は少ない。


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