香港市場はトレンド転換の兆しあり

[曹操さん]

 

８日（月）は世界的に買い戻しが優勢となった。最悪な雇用統計であったにもかかわらずNYダウはプラスで引けていた点と、オバマ氏が250万人の雇用創出に向けて、１９５０年来の大型インフラ整備や全国的な省エネ化工事を行うことが大きいと思われます。総じてかなりの景気底上げ効果があるように思います。香港市場に関しては中央経済工作会議が開催されたことを受けて目先具体的な景気刺激策が打ち出されるとの観測が背景にあり期待感から買いが優勢となった模様です。中国本土市場も全面高の展開。併せて継続的な利下げ観測もあり、利下げ敏感株である不動産関連株については息を吹き返したように急騰しています。特に広州富力（2777）は対前日比で約２０％の暴騰です。大局的には香港株は底を打ち始めた感があるとみています。中国株二季報2009年春号/T&Cフィナンシャルリサーチ￥3,150Amazon.co.jp