映画ずきのしんちゃんさんのブログ
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雇用統計とビッグスリーの始末を見守る
4日の日経平均は、7924.24(-79.86)。GMなどが破産法の申請を考えているという報道をきっかけにさげた。水準としては、転換線7962をわずかに割ったところである。下値のサポートラインぎりぎりというところ。ビッグスリーの破産を見越したとしても、暴落にはならず、下げが小幅であり、市場は相当程度悪い材料をすでに織り込んでいるといえそうだが、これより下げると基調がかわる。
NYダウは、8376.24(-215.45)と三桁の下落。水準としては、基準線8551をこえられずに落ちてきたが、まだ転換線8140の上。戻りはなお続いていると思われるが、ビッグスリーの行方や雇用統計をうけてなお転換線を維持できるかどうか、注目だ。ビッグスリーが議会で救済を懇願しているが、60%が懐疑的。再建策には具体性がないといわれて厳しい質問があいつぎ、救済してもその場しのぎかもしれないという不安がぬぐえないので、弱気が優勢。
ドル円もじりじり円高に動いている。基準線、転換線を大きくわって、最安値91.93をうかがう動き。
NYも東京も、雇用統計とビッグスリーの始末をかたずをのんで見守っているという感じになっているが、破綻がうわさされても、大きく下げなくなっているのは多少心強い。ただ東京には円高のリスクが加わり、NYが底を固めても、東京の上値はかなり重くなるだろう。
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