半導体関連銘柄に売りが集中

優利加さん
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昨日の米国株式相場は下落した(DJIA -58.13 @32,774.41, NASDAQ -150.53 @12,493.93, S&P500 -17.59 @4,122.47)。ドル円為替レートは134円台後半での動きだった。本日の日本株全般は高安まちまちとなった。東証プライムでは、上昇銘柄数が874に対して、下落銘柄数は896となった。騰落レシオは117.79%。東証プライムの売買代金は2兆5809億円。

TOPIX -3 @1,934
日経平均 -181円 @27,819円

米国市場では画像処理半導体(GPU)のエヌビディアに続き、半導体メモリーのマイクロンテクノロジーも6~8月の売上高見通しを下方修正したことを受け、世界的な半導体需要の減少が懸念された。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は4%超下げた(ダウ工業株30種平均は僅か0.2%の下げ)。この流れを受けて、東京市場でも東京エレクトロンやアドバンテストなどの半導体関連銘柄が売られた。日本時間の今夜、7月の米消費者物価指数(CPI)が発表される。インフレ率がまだ上昇しているのか、或いはピークアウトしたのか次第で米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策が左右される。原油価格の上昇が一休みしているため、事前予想では前年同月比で6月の9.1%から8.7%へ鈍化すると予想されているが、さて、どういう結果となるか。

日経平均の日足チャートを見ると、2日続落してまだ10日移動平均線の下に沈み込んだが、やや下向きの260日移動平均線は割り込まずに踏ん張った。

33業種中17業種が上げた。上昇率トップ5は、電気・ガス(1位)、石油・石炭(2位)、パルプ・紙(3位)、非鉄金属(4位)、食料品(5位)となった。

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