収入を超えた生活 (スペインと米国) (その9)

goldfingerさん
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アメリカは経常赤字の持続性を確保するため、対外純債務の

増大に歯止めをかけるべく、今まで以上に為替、市況に依存

せざるを得ない。

為替はドル安を意味するから長期に渡ってドル安が続くとの

予想がマーケットで台頭すれば、米国に資本が流入しなくなる。

結局、アメリカの経常赤字が持続可能かどうかは、

外国株式の値上がり次第ということになる。

アメリカ経済の動向は外国資本の継続的流入が確保されるか

どうかに依存している。

それには外国の株高が続くことが必要であり、

アメリカ経済に依存する日本の景気も、自国の株式市場に

依存するようになった。

先進国は成熟化し、その経済は資産価格への依存度を

強めているのである。

16世紀に新世界の金銀がヨーロッパをして、その本来の

資力を超えた生活をし、その貯蓄を上回る投資をする

ことを可能にしたように、21世紀になって国際資本の

完全移動性を実現させることで、現在のアメリカが同じ立場

を享受している。

アメリカの対外純債務の悪化は、市況のおかげで防いでいる。

「バブルの物語」が「ドルの物語」に不可欠であるかを示している。

goldの見解

株、土地、商品のバブルが終わった今

次にドルがどうなるかは必然のこと。
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
コバサン310さま

こんばんは、ありがとうございます。

はい、後は借金をきちんと返してくれるのか?

かなり、疑問です。
(退会済み)
どうも

サブプライムの次は、カードローンの焦げ付きを懸念している声があるようです。(米国内で)

クリントン時代の黒字をブッシュの8年間でマイナスにしてしまった訳で、その上個人消費が冷え込むといよいよ底なし、という気さえします。
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