投資歴20年のmasaさんのブログ
大幅安ですが上出来ともいえる
情報誌に掲載されました。未経験から株式投資を始めて20年以上。大昔は資金激減と半減を数えきれないほど繰り返しましたが、株式投資だけで生活できるようになりました。大失敗の経験を元に作成したホームページ「素人投資家の挑戦(情報誌での掲載内容もご紹介)」、私が売買した銘柄を公開している「勉強できる私の買い付け」こちらも、ご覧いただけると嬉しいです。 慎重かつ丁寧な投資を心掛けながら、資金を少しずつ増やし続けている実録です。
株日記は「米国株について」を朝の8時頃
「日本株について」を夕方に(1日2回)更新しています。
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6月17日 金曜日
日本株について
本日の日経平均株価は、468円高の25963円で取引終了。
欧米株の大幅安を受けて売り先行。取引開始直後に700円を超える下げ幅となりますが、その後は上値と下値が徐々に狭くなる三角保ち合いを形成。後場に上放れると下げ幅を縮小させました。
〇東証プライムの売買代金と騰落状況
売買代金は4兆2721億円、出来高は18億6965万株。
値上がり銘柄数は351、値下がり銘柄数は1447、変わらずは40銘柄でした。
〇業種別ランキング
6業種が上昇、27業種が下落
上昇率の高い順
食料品、電気・ガス、陸運、繊維、小売
下落率の高い順
精密機器、輸送用機器、金属、鉄鋼、ガラス・土石
〇日経平均採用銘柄の騰落率
値上がり銘柄数は36、値下がり銘柄数は184、変わらずは5銘柄でした。
上昇率の高い順
(9008)京王電鉄 5.5%高
(2269)明治HD 3.0%高
(9532)大阪ガス 2.8%高
(2501)サッポロHD 2.7%高
(9007)小田急電鉄 2.7%高
下落率の高い順
(5301)東海カーボン 7.3%安
(4004)昭和電工 6.2%安
(3436)SUMCO 5.8%安
(6098)リクルートHD 5.8%安
(4755)楽天G 5.2%安
〇米国株による影響
ダウ平均 2.42%安
ナスダック 4.08%安
S&P500指数 3.25%安
前日にも書いていました通り、乱高下予想の悪い方が現実となり大幅安。この展開は日本株に大きなマイナス材料。
救いは、前日に600円を超える上げ幅から105円まで上げ幅を縮小させているところ。高値から500円も売り込まれている為、米国株大幅安を少し先取りしていた(少し織込んでいる)可能性あり。これは売り圧力の低下につながります。過ぎたことなので仮の話をしても仕方ありませんが、600円ほどの上げ幅を維持していたら、本日は見切り売りと失望売りが大きく膨らんだと思います。
米国株の項で書いています通り、30000ドルまで下落したことで再び上昇すれば良いですが、下げに拍車がかかる可能性もあり。引き続き乱高下を予想しています。
電気機器に大きなマイナス材料
ハイテク比率の高いナスダックが4%を超える大幅安。業種別では下落率2位で、4.1%安になっています。その影響を受けやすい電気機器には大きなマイナス材料。
鉱業、石油・石炭に大きなマイナス材料
米国株ではエネルギーが5.5%安となり、11業種で最下位。こちらは日本の鉱業と石油・石炭に大きなマイナス材料。
〇欧州株による影響
イギリス(FTSE) 3.14%安
ドイツ(DAX) 3.31%安
フランス(CAC) 2.39%安
欧州市場は全面大幅安。前日の大幅高を帳消しにする下落で、日本株に大きなマイナス材料。欧州投資家による損失補てんの日本株売り。
〇日銀金融政策決定会合
現状維持でサプライズは無し。欧米株大幅安で過剰反応しやすい中、良い方へ動き下げ幅縮小。前場は三角保ち合いを形成、後場は決定会合の結果発表を受けて上放れになりました。
〇大幅安ですが上出来ともいえる
欧米株大幅安を踏まえると、700円を超える下げ幅から戻しているので上出来です。ここから更に売り込まれるのか、上昇に転じるのか面白くなってきました。
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