何かのきっかけて上放れするか?

優利加さん
優利加さん
昨日の米国株式相場は続落した(DJIA -176.89 @32,813.23, NASDAQ -86.93 @11,994.46, S&P500 -30.92 @4,101.23)。ドル円為替レートは130円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。上昇銘柄数が579に対して、下落銘柄数は1,192となった。騰落レシオは101.30%。東証プライムの売買代金は2兆5463億円。

TOPIX -12 @1,926
日経平均 -44円 @27,414円

5月の米製造業景況感指数が市場予想を上回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が一段と金融を引き締めるとの懸念から米国株式相場は続落し、その流れを受けて本日の日本株も売り優勢となった。日経平均の下げ幅は一時200円を超えた。それでも本日は1ドル=130円まで円安・ドル高が進み輸出関連銘柄を支えた。日経平均は7円安まで下げ幅を縮小する場面もあった。今週末にはもっと重要な米雇用統計の発表を控えている。この数値が事前予想よりも良いとさらなる金融引き締めに備えて長期金利が上がり、株価を押し下げるかもしれない。

日経平均の日足チャートを見ると、4月21日の戻り高値@27,580円を目前に強含みで足踏みしている。10日、25日、60日の全ての移動平均線が上向きになった。何かのきっかけて上放れするか?

33業種中26業種が下げた。下落率トップ5は、鉱業(1位)、医薬品(2位)、精密機器(3位)、サービス(4位)、水産・農林(5位)となった。

優利加さんのブログ一覧