日本の株価が上昇するのは、日本にとっても
望ましいことである。
問題は日本の対外資産が債券に偏っていること。
2005年末時点で、506兆円のうち
株式は48兆円、債券201兆円。
債券に外貨準備(大半が米ドル債券)を加えると
300兆円にもなり、6割が債券を占めている。
世界の株式市場が日本も含めて10%値上がりすると、
8、5兆円、日本の対外純資産が目減りしてしまう。
goldの見解
日本は、はっきりいって米国債を持ち過ぎているため、
ドル安で資産が目減りする。
アメリカがいろいろな支援のため、借金が急増する
来年、1ドル50円なら、金利が同じでも円ベースで
価値は半分に、さらに米債券が値下がり(金利上昇)
すれば、さらに価値が目減りする。