3月は上下に大きな値動きがありある程度まとまった売買が成立しましたが、4月前半はこれまでの価格変動範囲内の動きであまり指値には到達しませんでした。今年の日経は29332円(1月)-24717円(3月)であり、この範囲内の値動きであれば今後も一部例外を除きあまり約定は期待できないような気がします。
1990年以降の日経の年間平均値幅は約30%であり、今年はまだその半分程度にしかなっていません。統計的平均値であれば上値・下値ともにまだ4千円程度上放れるか・下放れる可能性があります。そうなればもう少し活発な売買が期待できますが、それには新たな材料が必要になりそうです。因みに昨年の年間値幅は13.5%程度しかなく、これは1990年以降では最小で静かな年でした。一方一昨年はパンデミックのため66.6%となり、これは1990年以降では最大でした。
今年は金融引き締め、インフレ、景気悪化懸念、戦争、コロナとあまり良い材料がなくどうも上に行くよりも下に行く圧力が強いように感じます。戦争が一番の変動要因でしょう。キーウ周辺は数で勝るロシア軍が大敗北を喫して駆逐され自由が回復されましたが、腹いせ紛れに市民を虐殺して逃げて行ったようです。ナチスのユダヤ人虐殺を想起させます。
国の存亡がかかるウクライナには降伏という選択肢はなく武器も潤沢に供給され、最終的にはロシアは武器も兵士も金も底を尽きウクライナから駆逐されるような気がします。袋小路に追い込まれたプーチンは国内で殺される前に早く自らの間違いに気付いて欲しいものだと思います。世界中から見放されこの戦争は彼のオウンゴールそのものです。
4月前半は値動きが小さかったこともあり売りが1件、買いが3件成立しただけでした。
(売り約定)
売値・株数 平均買値
7011 三菱重工業 4350円100株 3450円
(買い約定)
買値・株数 目標売値
8902 デンソー 7300円100株 9200円
3141 ウェルシア 2800円800株 3500円(優待)
7581 サイゼリア 2250円800株 2850円(優待)
<4月後半指値>
(買い指値)
買い指値・株数
2503 キリン 1650円200株
6981 村田製作所 7300円100株
6902 デンソー 6550円100株
9147 NX 6550円100株
9831 ヤマダ 345円1000株(優待)
2702 マクドナルド 4750円200株(優待)
2594 キーコーヒー 1850円200株(優待)
2750 石光商事 475円1000株(優待)
(売り指値)
売り指値・株数 平均買値
3861 王子 670円1600株 560円
4502 武田薬品 3900円200株 3100円
5401 日本製鉄 2350円200株 1840円
7751 キャノン 3150円200株 2500円
8801 三井不動産 2850円200株 2239円
9613 NTTデータ 2500円200株 2050円
4324 電通 5400円100株 4300円