TOPIX +3 @1,930
日経平均円 +66 @27,588円
米国株が大幅続落したので、日本株全般もその流れを受けて売り先行で始まった。日経平均の下げ幅は一時300円を超えた。しかし、27,000円台前半まで下げると、業績見通しは良いため値ごろ感から主力銘柄を中心に買いが増えて切り返し始めた。
石油・石炭、紙・パルプ、鉱業、ゴム製品など市況業種や銀行に対する空売り比率が50%前後まで上げて来た。これらの業種は、一旦、相場全体が反発モードに切り替わると、踏み上げ相場に発展する可能性が高くなる。
日経平均の日足チャートを見ると、下げて始まったものの、切り返して陽線で引けた。これで3日連続陽線となった。昨年8月20日安値(=下値支持線)に近づくと明らかに下げ渋っている。大きな売り材料が出尽くすと、或いは悪材料に慣れると、ある程度の自律反発ありそうである。
33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、海運(2位)、銀行(3位)、ガラス・土石(4位)、繊維製品(5位)となった。