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なんじゃ?NY
昨日のNYダウは+552と大幅反発。一時-300ドル超8000ドル割れしたものの切り返し+800ドル超暴騰した計算になる。
週末のG20への期待?週初からの下げの反動?アナリストも上げの理由を説明できないほどの動き。
当然CMENIKKEI225先物も8860円まで暴騰、これを受けて今日は先物日中は8760円で寄り付き8780円まで買われた。
しかしCMEの終値まで届かずに下げに転じたことから現物が寄り天となることを確信。
急いで買い気配の主力株の中から物色、空売りで相性のいい海運株から郵船(9101)、乾汽船(9113)を空売り。
予想どおり日経平均は先物の始値に届かず高値8689円から失速、終値は+223円8462円で引け。SQ値8628円を下回って引けたことから今後SQ値が蓋となり上値を抑える可能性が高いと見ている。
現在CME先物ダウは-90ドル、NIKKEI225は8630円と大証先物比-230円、日経平均終値比+170円と概ね両値の中間値、欧州市場は+3%超で推移、為替は97円で小動き。
今のところ週末のG20についての具体的なニュースはほとんどなくポジティブサプライズは期待できそうもない。
週明けは失望感で急落する可能性の方が高いと予想する。ただ昨日のNY市場の動きを見てもわかるように何が起きるか分からない。週初からのNYの下げは何も起こらないことを織り込んで下げていたのかも知れない。
日経平均は昨年7月高値18261円に対し10/28安値6994円、一方NYダウは昨年10月高値14166ドルに対し10/10安値7882ドル。
日本が半値以下まで暴落しているのに対し、サブプライムローン問題をはじめ金融危機の震源地である米国の方が下落率が小さいのは納得できないところ。
NYダウは昨日の急反発で10/10安値とのW底を形成した可能性もあるが、ナスダックは一時安値を割り込んでいる。
ポールソン財務長官が公的資金による不良債権の買い取りに難色を示したことで一旦収まったに見えた金融不安も再燃するおそれがあるし、実体経済悪化を象徴するGM救済も難航しているようだ。
1年の内約2割を消費するクリスマスセールも買い控えで低迷すると12月危機が起こる可能性も十分あるのではないか。
(今日のトレード)
空売り:郵船(9101)、乾汽船(9113)
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