米国のテーパリングが確実な以上、中期的には、日本株有利と比較論では言える。しかし、日本人の流動性選好が正常になるためには、オミクロンによる医療崩壊の不安が解消しないと×なんで、自民が大敗して、日本の政治が正常にならない限り、乱世と見るべきだ。すると、こういう状況でも柔軟に対応できた会社の株が浮上する。個別株にとっては、むしろ、吉だろう。昭和初期の教訓を忘れない投資家=公民(=ESG)意識を持つ国民が、長期的に見て勝利するに決まっている。改めて、226事件の理論的イデオローグ北一輝の先見性が正しかったことが証明されるだろう。(昭和維新は方向性は正しかったのだが、「国民ノ天皇」にならなかった。公共意識の強い、在郷軍人会を恐れるあまり、与党が言論統制・統制経済・三国同盟に走ったのが、愚かだった。)