あすか薬、今期経常を75％上方修正

　あすか製薬 <4514> が2月4日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比24.1％減の27.9億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の12億円→21億円(前期は30.7億円)に75.0％上方修正し、減益率が61.0％減→31.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1.2億円→10.2億円(前年同期は10.8億円)に8.4倍増額し、減益率が88.7％減→5.4％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比1.5％増の17.2億円となり、売上営業利益率は前年同期の11.6％→12.0％に上昇した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、売上高は前回発表予想を若干下回るものの、研究開発費の発生が一部翌期へずれ込むこと等により、販売費及び一般管理費の減少が見込まれることから、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回発表予想を上回る見込みです。※上記の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な不確定要素が内在しておりますので、実際の業績はこれらの予想数値とは異なる場合があります。