清水建は一時下落幅縮小、１７年３月期営業利益と期末配当の予想を上方修正

　清水建設<1803.T>は、後場に入って一時下落幅縮小も、その後再び売り直されている。同社は１４日午後１時、１７年３月期の連結業績予想の修正を発表した。

　売上高は１兆５５５０億円から１兆５５００億円（前期比６．９％減）へ小幅減額修正したものの、営業利益は１１４０億円から１２８５億円（同３５．７％増）へ、最終利益も８４０億円から９８５億円（同６６．０％増）へそれぞれ増額修正した。営業利益の上方修正は、国内工事の採算改善による完成工事総利益の増加などが寄与している。

　配当予想は、期末配当を前回予想の１４円から２１円（前期１１円）に増額し、中間期配当５円（前年同期５円）と合わせた年間配当は、２６円（前期１６円）へ大幅増配となる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）