国際帝石が４日続伸、原油市況安一服で買い戻しの動き優勢

　国際石油開発帝石<1605.T>が４日続伸と戻り足を強めている。１１月下旬以降は原油市況安を背景に売りに押される展開が続いていた。足もとはＷＴＩ原油先物など下げ止まる動きをみせているほか、原油安を引き金に波乱となっていたロシア通貨ルーブルや同国株式市場の主要指数ＲＴＳなどが落ち着きを取り戻しており、同社株もこれに連動して買い戻しの動きが強まっている。また、出光興産<5019.T>が昭和シェル石油<5002.T>の買収交渉に入ったと伝えられていることを受け、石油業界の業界再編思惑も株価を刺激しているもよう。

国際帝石の株価は１０時４７分現在１３６６．５円（△４７．５円）



出所：株経通信（株式会社みんかぶ）