天地人さんのブログ
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投資部門別売買状況(2014年10月2週)
前週末の米国株が4-6月期のGDP改定値を材料に上昇、ドル円も109円台に突入し、月曜日は上昇してスタートしましたが、香港での民主化デモ拡大、欧州の低調な指標に加え、米国もISM製造業景況指数など冴えない指標が続き、懸念材料が重なる中で日本株は一気に下落。週末に15500円割れまで下落した10月2週(10/6~10/10)のデータです。
【東証一部】(日経平均株価 10/3:15708.65→10/10:15300.55)
証自(14%) 買;1兆5161億 売;1兆7280億 差引;-2119億
法人(6%) 買;8316億 売;6097億 差引;+2218億
個人(16%) 買;1兆9965億 売;1兆7166億 差引;+2799億
外人(63%) 買;7兆1101億 売;7兆4239億 差引;-3138億
証委(1%) 買;1404億 売;1218億 差引;+186億
合計(100%) 買;11兆5946億 売;11兆6000億 差引;-54億
【ジャスダック】(ジャスダック指数 10/3:2276.36→10/10:2208.22)
証自(3%) 買;103億 売;80億 差引;+24億
法人(3%) 買;113億 売;112億 差引;+1億
個人(65%) 買;2179億 売;2102億 差引;+77億
外人(25%) 買;763億 売;873億 差引;-109億
証委(4%) 買;129億 売;127億 差引;+2億
合計(100%)買;3287億 売;3293億 差引;-5億
まずは東証一部。証券会社が3週連続の売り越し、外人が2週連続の売り越しで、大人勢が揃って売り越し。法人が2週連続の買い越し、個人が3週連続の買い越しで子供勢が揃って買い越し。買い方、売り方は前週と変わらず、下落相場の形のまま指数も大きく下げた一週間でした。
続いてジャスダック。こちらは売買金額が大きく減って3200億円台へ下落。東証一部が売り込まれる中で動きづらかったのかもしれませんが、その中で外人が100億を超える大量の売り越し。東証一部の売りに呼応して、リスクオフの売りと見て良いんでしょうかね。買い方は個人が中心ですが、珍しく証券会社が買いに回りました(実に7週ぶりの買い転換)。この外人の売りが一過性の物なのかどうかが注目ですかね。
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