ユリウスさんのブログ
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日経TEST
日経TESTとは正式名称を「日経経済知力テスト」と言う。経済知力と言われても何をテストするのか分かりにくいが、このテストの英訳名 ”Test of Economic Sense and Thinking”だとよく分かる。経済の知識だけでなく、経済センスと経済を考える力とを測ってくれるもののようだ。
翔年は退職して7年、生きた経済活動の現場から離れて、前期高齢者として好きほうだいに暮らしている上に、最近は新聞記事もバカにして身を入れて読んでいないことが多い。そういう生活では経済知識やセンスはかなりやせ細っているに違いない。「日経TEST」はかなり手強いのではないかと思った。
世の中には人間を船並みの機械に見立てて、人間をチェックする「人間ドック」という医療制度がある。政府も、自治体も、会社も人間ドックを受けなさいとうるさく勧める。肉体を機械みたいに調べられるのは嫌いじゃない人が多いみたいで、大変な数の人たちが嬉々として受けて、結果をああだ、こうだと言いあったり、ごていねいにも再受検したりしている人もいる。
さて、日経TESTは「人間ドック」のうち、首から上のチェックだと思えばよいだろう。ただし、これを政府や会社から勧められたら大反対の合唱となろう。だって、何時もは頭髪やヘヤーピースや帽子でおおい隠している一番大切な(他人に知られたくない)部位の働きを調べられるのだから。もし、学校の先生に受けさせると決めたら、日教組が黙っていないのは容易に想像がつく。
へそ曲がりなことを言うようだが、翔年は考える力が衰えるということはあまり嬉しくない。できることなら、末期高齢者になる頃まではなんとか衰えをくい止めたいと願う。そのためにはまず、自らの首から上の部位の現状を知らなくてはならない。こう考えて、9月21日に全国いっせいに実施される「日経TEST」を受検することにした。
興味のある方は、このサイトを見て下さい。積極的な方は例題があるのでチャレンジされてはいかがですか。
「日経TEST」なるものがあるんですね。はじめて知りました。ご指摘の通り体の検査は毎年あれど、知力・学力的な試験は学生時代以来ないですね。会社では、昇進試験的なものや、あるいは業界内の資格試験的なものがあったりはしますが、いずれも深く狭くなので、なんとも言えませんが。しかし「日経TEST」が普段、投資活動をしているものからすると少々興味深いものも感じます。母集団がどれだけ集まるかがキーですね。がんばってください!
わが国の試験はたいてい、記憶している知識を問う問題ですが、今回は”thinking”も試されるそうで、興味深いです。
また、母集団は相当大きくなるのではないかと期待しています。
あなたも受けてみませんか。