元祖SHINSHINさんのブログ
尖閣、やっちまえ~と思う反面、極めて危険な香りも・・・
★石原知事「文句ありますか」…尖閣の都買い取り
http://news.so-net.ne.jp/article/abstract/694222/
右翼的な思想では、ごく当然の意地をみせているのだけれども、
そして如何にも石原慎太郎氏らしいのだけれども、
結果としてこれを一番喜んでいるのは、
実は石原慎太郎氏の一番嫌っている米国なのではないか?
フィリピンと中国がキナ臭くなっている状況下で、
日本と中国がキナ臭くなり、
北朝鮮はミサイルでオイタをしている。
この界隈で戦争が起これば、
米国から地理的に遠く米国現地にはまず被害が生じない環境下で、
米国の軍事産業はウハウハではないか。
米国にとっては、その界隈の国々がどーなろうと、本心では知ったことではないだろう。
しかも遠くから参戦して、もしも中国に勝つことができれば、
より一層簡単に世界を支配できようというものだ。
これではネコ大好きフリスキーならぬ、
戦争大好きフルチンスキーではないか。
(注:ズビグニュー・ブレジンスキー;アルカイーダを作り、オバマを大統領にした戦略家)
米国はきっと石原氏の発言に、裏では狂喜爛漫・垂涎ものだろう。
中国と米国が、実はグルだったらどーするのだ?
中国と戦争になるのがお約束で、その後の国境線はすでに描かれており、
米国は儲かればイイのだったりしないか?
米国は石原氏の発言を擁護し、如何にも味方なふりをして日本を裏切るだろう。
米国が日本の軍事的担保になんぞならないのは、
石原氏が著作「新堕落論」で語っているではないか。
ぶちまけるのなら、もっとロシアや東南アジア、インドなど周辺諸国と接近して、
中国を囲んでからの方がよかった。
特に肝になるのは、ロシアだと思うのだ。
ロシアが入ってくると、米国はけっして手放しで喜ぶことはできない。
中国にとっても、米国よりも周辺諸国よりもなによりも、ロシアの方が嫌だろう。