ダウ先導で調整いりか

[映画ずきのしんちゃんさん]

6日の日経平均は、9680.87（-135.20）と大きく下げている。懸念されたように、基準線を割って下げが加速している。ＲＣＩ，ＭＡＣＤも下降基調。ボリンジャーもせばまりつつあり、しばらく調整か。とはいえ週足はまだ基準線9584転換線9584の上にあり上昇基調をたもっている。
ダウは8324.87（+44.13）と値を保った。雲の上限8299でとまった形である。しかし基準線８５６２転換線8491は大きく割り込んだままで、目先は下降基調である。ボリンジャーもマイナス２σ近辺で下降トレンドにはいっている。週足転換線８５４５も割り込んだまま。基準線はまだ下だが、ボリンジャーはせばまっており、週足でも下降へ転換する可能性がある。ドル円は全体としてはまだボックスであるが、95.33とふったびじわりと円高方向へ動いている。直近安値95を割ってくると、円高へさらに動きやすい。週足では基準線94.79をめぐる攻防となっており、これを割れると円高がすすみそうである。
ダウが先導する形で調整にはいっている。ダウは週足レベルでも調整に入りそうだ。どこまで調整するか、長期の反転を崩すことになるかどうかがこれからしばらく続く局面での注目点だろう。