元祖SHINSHINさんのブログ
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レオのマスター
最近、ランチを食べによく行く喫茶店レオ。
マスターは年季の入った株好きだった。
そこへは、国内の証券関係者もふらりとやって来る。
「ねぇマスター、ガイトナーは何を考えているのかね?
今晩何があるのか、怖いよ。
またぞろ、いかさま指標で爆上げする恐怖が・・・」
「へ?・・・オイラは火曜日に全株売り払っちゃった。
ナンピンして結果、少しは取れたけれど、
面倒くさくなって、20年来持っていた株も損切りさ。
shinさんの言っているとおり、
米国の長期金利はいくらなんだって不気味だよ・・・」
このマスター、さすがに年季が入っていて、
3月の底ではしっかりとナンピン買いを入れていた。
そこからの3か月間、オイラはずっと裏読み話を切々と、
まるで琵琶法師の平家物語ように
ベンベンさせながら語っていたのだが、
彼は微動だにすらせず、
こちらもまるで不動明王のような頑固な買い方だった。
その彼が売ったということは、
ひょっとして、いよいよ天井なのだろうか?
「オイラはもう、株を持たないでおこうと思う」
不動明王は、小さくそうつぶやいた。
2件のコメントがあります
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ayamiさん2009/6/4 12:21もう株を持たないでおこうと思う。ですか。 とても意味深く、そろそろ天井、何かが起こる、というか、起こる前触れもきてますね。そんな気が致します。
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元祖SHINSHINさん2009/6/4 12:36誰にも判りませんが・・・怖いのは事実かも。
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