ＮＹ急落 円急騰 再び安値トライか

[映画ずきのしんちゃんさん]

12月1日の日経平均は、８３９７．２２．（-１１５．０５）と下落。水準としては、陰線ながら、下ひげで基準線８２５８を守った。日足ＲＣＩも上昇中で一応戻りはまだ続いている。基準線を守りきったことはポジテイブな印象であるが、極端に薄商いなので、あまり信頼はできない。

ところがＮＹは８１４９．０９（－６７９．９５）と７．７０％もの大幅な急落。基準線８５５１をあさあり割りこみ、転換線８１４０すれすれまで落下。日足ＲＣＩ，ＭＡＣＤは上昇しているが、直近の高値であった11月14日の８８７６近辺で頭をうって下落にはいってしまった。クリスマス商戦は思ったよりも善戦しているようだが、安売りによる一時的なものともいわれており、正式な景気後退入りが発表され、ＦＲＢ議長などから景気後退を示唆する発言があいつぎ、これに反応した形だ。

ドル円も９２円台に突入。ドル安基調はかわらず、10月27日の９１円の最安値をためすことになる。

ＮＹ安円高で日経平均も再び下値を試す展開になりそうだ。どこでくいとめられるか。