カプコンが４日ぶり反落、大和証券は「３」へ引き下げ

　カプコン<9697.T>が４日ぶりに反落。大和証券は１０日、同社株の投資判断を「２（アウトパフォーム）」から「３（中立）」へ引き下げた。目標株価は２８７０円から２５７０円に見直した。１７年３月期の連結営業利益は前期比１４％増の１３６億５０００万円と、同証券予想（１５８億円）を下回った。パッケージゲームソフトウェアの平均単価と販売本数が想定を下回ったことなどが要因とみている。同証券では、モバイルゲームでの新展開が見えてくるのは１９年３月期と分析しているほか、今３月期は詳細が不明な新作の大型タイトルなどに左右されるため当面は、「目先の不透明感を見極める展開」と指摘している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）