【買い】東京電力㈱(9501)ようやく上昇トレンド入りか?!黒字決算が好材料に。= フェアトレード 西村剛
■注目銘柄:【買い】東京電力㈱(9501)
首都圏1都7県(群馬県、栃木県、茨城県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、山梨県)、静岡県の富士川以東の地域を事業地域とする電力会社。
福島第一原子力発電所事故の復旧および賠償のため、日本国政府による公的資金が注入されている。
原子力損害賠償・廃炉等支援機構が大株主となり、公的管理下で経営再建を目指す。
■東京電力㈱の経営成績
平成28年3月期第3四半期(平成27年4月1日~平成27年12月31日)における連結経営成績…
売上高:4兆4,971億円(前年同期比△8.8%)
営業利益:4,631億円(同+54.8%)
経常利益:4,363億円(同+92.1%)
純利益:3,383億円(同+87.9%)
売上高は減収となるも最終利益は大幅増益。
(出典:平成28年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))
■東京電力㈱の投資指標
実績PBR:0.43倍
※2月2日終値時点
PBR0.43倍なので、割安感がある。
今後の値上がりを見込んで今買っておきたい。
■東京電力㈱の直近のニュース
1日時点で前週末比41円高の641円まで上値を伸ばしたほか、関西電力、北海道電力なども大きく上昇。
電力セクターは業種別値上がり率上位に買われている。
電力業界は原油市況の下落にともない燃料コスト低減メリットを享受。
前週末29日に出そろった電力各社の15年4~12月期業績は10社すべてで経常損益が黒字化した。
これが全般株価にポジティブに作用している。
株式需給面の整理進捗も株価にプラスに働いているようだ。
例えば東電は昨年11月下旬以来、一貫して信用買い残が減少傾向にある。
直近1月22日申し込み現在で信用買い残は昨年11月27日時点と比較して1886万株減少の3261万4000株。
上値での戻り売り圧力が軽減していることも株価にプラスに働いている。
(出典:2016年2月1日、Kabutanニュース)
■本記事のまとめ
株価は短期的な上昇が続いており、人気が高まっていることが伺える。
今後もさらに上昇が期待できるだろう。
割安感がある今のうちに、今後の値上がりを見込んで買っておきたい。
ぜひ、2月の投資を考える上で、同社に注目して頂きたい。
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