スカパーＪが後場マイナスに転じる、１７年３月期業績予想を下方修正

　スカパーＪＳＡＴホールディングス<9412.T>が後場マイナスに転じている。午後１時３０分ごろ、１７年３月期連結業績見通しについて、売上高を２２１５億円から１９５０億円（前期比１９．７％増）へ、営業利益を２２５億円から２１０億円（同１３．３％減）へ、純利益を１５０億円から１３０億円（同２２．９％減）へ下方修正したことが嫌気されている。

　子会社ディー・エス・エヌが、防衛省から受注した「Ｘバンド衛星通信中継機能等の整備・運営事業」に関連し、衛星１号機を打ち上げ場所であるギアナ宇宙センターへ輸送中に、輸送コンテナが変形する事象が発生。調査の結果、１号機およびそれに相乗りする自社衛星Ｓｕｐｅｒｂｉｒｄ－８への損傷も認められたため、今年度中の衛星打ち上げは困難と判断し業績予想を減額したとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）