住友倉が後場プラスに転じる、１８年３月期２ケタ営業増益見通しを好感

　住友倉庫<9303.T>が後場プラスに転じている。午後１時２０分ごろに発表した１８年３月期の連結業績予想で、売上高１７００億円（前期比２．９％増）、営業利益１０６億円（同１５．３％増）、純利益８２億円（同５．１％増）と２ケタ営業増益を見込んでいることが好感されている。

　物流事業でアーカイブズ事業の取り扱い拡大や、国際輸送貨物などの取り扱い回復が見込まれることに加えて、海運事業でも取り扱いの拡大や海運市況の回復が予想されることが寄与する。また、不動産事業で前期に稼働した新規施設の寄与も貢献する見通しだ。

　なお、１７年３月期決算は、売上高１６５２億５６００万円（前の期比４．１％減）、営業利益９１億８９００万円（同１４．７％減）、純利益７８億２００万円（同３．５％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）