倉庫株が買われる、不動産株と入れ替わり業種別値上がり上位に

　三菱倉庫<9301.T>、住友倉庫<9303.T>など倉庫株が買いを集めている。安倍政権が成長戦略の目玉に位置付けている東京圏の国家戦略特区事業の素案が明らかとなり、朝方は参画企業である三井不動産<8801.T>や三菱地所<8802.T>などをはじめ不動産セクターが値上がりトップに買われていたが、その後は利食われ、それと入れ違う形で倉庫セクターが業種別値上がり率上位に浮上している。東京圏特区構想では東京や横浜など１１カ所で国際ビジネス拠点を整備する方針が伝わっているが、東京湾岸エリアでは倉庫も多く、土地含み資産が拡大するとの思惑につながっている。

三菱倉の株価は１４時３１分現在１５９５円（△２１円）
住友倉の株価は１４時３１分現在５９９円（△２０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）