ＡＮＡが５日ぶり反発、原油安メリットの代表格として注目高まる◇

　ＡＮＡホールディングス<9202.T>が５日ぶりに反発している。前日のＮＹ原油先物市況が４日続落し節目の５０ドルを割り込んだことを受けて、原油安メリット銘柄の代表格として買われているもよう。また、同業のＪＡＬ<9201.T>も続伸している。

　原油価格の下落は、米エネルギー情報局（ＥＩＡ）が８日発表した週間石油在庫統計で、シェールオイルの増産を背景に原油在庫が大幅増となったことが引き続き弱材料視されているもよう。また、この日はメリルリンチ証券が投資判断を「アンダーパフォーム」から「バイ」に２段階引き上げており、これも好材料視されているようだ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）