グロームＨＤ、前期経常を一転黒字に上方修正

　グローム・ホールディングス <8938> [ＪＱＧ] が5月7日大引け後(15:10)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常損益を従来予想の1.1億円の赤字→0.4億円の黒字(前の期は22.1億円の赤字)に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の1.2億円の黒字→2.8億円の黒字(前年同期は27億円の赤字)に2.2倍増額した計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高につきましては、第4四半期連結会計期間におきまして、連結SPCが保有する不動産の売却が寄与したため、2021年3月31日に公表した予想値に比べ、646百万円の上方修正となりました。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益につきましては、貸倒引当金繰入額の一部戻入れにより、営業利益377百万円（前回予想値から227百万円）、経常利益46百万円（同156百万円）及び親会社株主に帰属する当期純利益△254百万円（同217百万円）といずれもプラスの修正となりました。※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、その達成を約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績は、今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。