アルデプロは続急騰、継続企業の前提に関する重要事象等の記載解消で

　アルデプロ<8925.T>が続急騰。１１日の取引終了後に本決算を発表しており、１４年７月期決算短信で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消したことが好感されている。１４年７月期連結決算は売上高１０４億円、営業利益１８億３２００万円、純利益１６億３２００万円。前の期は連結決算ではないため比較はないが、単独ベースの１３年７月期売上高３１億５３００万円、営業損益４億９４００万円の赤字、純利益３４億円から、営業利益は改善した。こうした業績改善や１４年７月に事業再生ＡＤＲ手続きの対象となった借入金を一括返済したことなどが寄与した。
　また、１５年７月期連結業績は、売上高１５６億円（前期比５０．０％増）、営業利益２４億円（同３１．０％増）、純利益２０億円（同２２．５％増）を見込んでいる。東京都心部や大阪などを中心に販売用不動産を仕入れてバリューアップし、物件価値を高めて販売する不動産再活事業をより積極化させるとともに、耐震性が不足している旧耐震基準マンションの建て替えやマンション敷地売却の促進を目的とした再開発アジャストメント事業も推進するとしている。

アルデプロの株価は９時４５分現在２４７円（△１９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）