アルデプロが堅調、渋谷の販売用不動産売却で１６年７月期業績予想を上方修正

　アルデプロ<8925.T>が朝方から堅調で、３日ぶり反発となっている。１４日の取引終了後、１６年７月期の連結業績見通しについて、売上高を２２０億円から２７８億円（前期比２．４倍）へ、営業利益を３４億円から４５億５０００万円（同２．０倍）へ、純利益を３０億円から３６億４０００万円（同９７．０％増）へ上方修正しており、これを好感した買いが入っている。

　同日には東京都渋谷区に所在する販売用不動産の売却契約を締結したと発表しており、この売却契約については、従来予想には見込んでいなかったことが修正の要因としている。また、このほかの７月末までに売却が見込まれる販売用不動産の売上高を集計し、一方で費用を勘案した結果、修正することになったとしている。

　なお、同時に発表した第３四半期累計（１５年８月～１６年４月）決算は、売上高１２２億９００万円（前年同期比２．７倍）、営業利益２１億３００万円（同５．３倍）、純利益１５億９２００万円（同１４．６倍）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）