第一生命ＨＤ、第３四半期最終利益５．８％増の１８３５億円

　第一生命ホールディングス<8750.T>は１４日取引終了後、１７年３月期第３四半期累計（２０１６年４月～１２月）の連結決算を発表。売上高にあたる経常収益は４兆７２８６億９１００万円（前年同期比１２．７％減）、経常利益は３２６５億５６００万円（同０．６％増）、最終利益は１８３５億７００万円（同５．８％増）だった。低金利のあおりを受けた一時払い商品の販売抑制などが響いたが、北米地域などＭ＆Ａによって傘下に収めた海外保険子会社が収益に貢献している。

　通期業績予想は従来見通しを据え置いた。経常収益６兆２７７０億円（前期比１４．４％減）、経常利益４０６０億円（同２．９％減）、最終利益１９７０億円（同１０．４％増）を見込んでいる。なお、通期経常利益４０６０億円予想に対する第３四半期時点の進捗率は、８０．４％に達している。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）