プロルートが一時Ｓ高、本社などの土地・建物売却で２８億円の固定資産売却益計上へ

　プロルート丸光<8256.T>が一時ストップ高の１６９円まで買われている。前週末３日の取引終了後、大阪市中央区の本社と第２駐車場の土地・建物の売却に伴い、第４四半期業績で固定資産売却益２８億２５００万円を計上すると発表しており、業績上振れへの期待感から買いが入っているようだ。

　同社では、事業規模に見合う組織体制のスリム化と経営資源の有効活用による有利子負債などの債務圧縮を進めており、今回の土地・建物売却もその一環。なお、１７年３月期業績予想については、「現在推進あるいは検討中の抜本的な改革の影響などを精査しているところであり、合理的な算定が可能となった時点で公表する」とコメントしている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）