三栄コ、前期最終を51％下方修正

　三栄コーポレーション <8119> [ＪＱ] が5月14日大引け後(15:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結最終利益を従来予想の4億円→1.9億円(前の期は8.3億円)に51.3％下方修正し、減益率が51.9％減→76.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の4.1億円→2億円(前年同期は3.4億円)に49.8％減額し、一転して40.0％減益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結業績予想の修正理由　連結業績では、ブランド事業の販売子会社が販売不振により繰延税金資産の一部を取り崩したことや中国の海外子会社の業績が堅調に推移したことなど法人税等が見込みより増加したことから親会社株主に帰属する当期純利益について予想を下回る見込みとなりました。個別業績予想の修正理由　個別業績では、OEM事業、ブランド事業ともに売上高は増加したものの売上総利益率の低下により経常利益はほぼ見込みどおりとなりました。当期純利益については、業績が好調な特定外国子会社の合算課税などにより法人税等の負担が増加したことから、予想を下回る見込みとなりました。(注)上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、様々な要因により実際の業績は異なる結果となることがあります。