東京ソワールが一時１１％高、６月中間期業績は計画上振れ

　東京ソワール<8040.T>が後場急伸し、一時、前週末比２０円（１１．３％）高の１９７円まで買われている。午後２時４０分ごろ、集計中の第２四半期累計（１～６月）単独業績について、売上高は９５億円から９２億８９００万円（前年同期比１．８％減）へ下振れた一方、営業利益は２億１０００万円から３億５２００万円（同７１．７％増）へ、最終利益を１億５０００万円から２億１４００万円（同６９．８％増）へ上振れたようだと発表したことが好感されている。

　主要取引先の百貨店販路や量販店販路の販売額減少が継続していることで、売上高は計画を下回る見込みだが、不採算ブランドの廃止や不採算店舗の取引条件の見直し・撤退、さらに費用対効果を見極めた経費管理に努めたことから販管費が計画を下回り、利益を押し上げたとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）