東エレクは受注堅調で１７年３月期業績予想を上方修正、配当も増額へ

　東京エレクトロン<8035.T>がこの日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を７１４０億円から７６２０億円（前期比１４．８％増）へ、営業利益を１２４０億円から１４００億円（同１９．９％増）へ、純利益を８５０億円から１０００億円（同２８．４％増）へそれぞれ上方修正した。

　主力の半導体製造装置事業の受注が堅調に推移し、売上高の増加に伴う利益率の改善もあり、上期業績が計画を上回ったことに加えて、引き続き市況が好調に推移すると見込んでいることが要因。また、好業績を反映し、従来、中間８９円・期末１７１円の年２６０円を予定していた配当について、中間１２８円・期末１７７円の年３０５円にするとあわせて発表した。

　なお、同時に発表した第２四半期累計（４～９月）決算は、売上高３５２７億２２００万円（前年同期比３．５％増）、営業利益６００億１２００万円（同２．０％減）、純利益４１９億６６００万円（同１．４％増）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）