オンワードＨＤは急伸、１８年２月期大幅営業増益見通しと自社株買い発表を好感

　オンワードホールディングス<8016.T>は急伸。前週末７日の取引終了後に発表した１８年２月期の連結業績予想が、売上高２３９３億円（前期比２．３％減）、営業利益５７億円（同３５．６％増）、純利益５３億円（同１１．７％増）と大幅営業増益を見込んでいることが好感されている。

　前期末までに不採算店舗を閉鎖したため利益率が上向くことに加えて、オンワード樫山を中心とした基幹事業の収益率向上、新規事業領域の拡大で業績拡大を図る方針だ。なお、１７年２月期決算は、売上高２４４９億円（前の期比７．１％減）、営業利益４２億３００万円（同１１．３％増）、純利益４７億４４００万円（同１０．９％増）だった。

　同時に、自社株買いを発表したことも好材料視されているようだ。上限を３００万株（発行済み株数の２．０５％）、または２７億円としており、取得期間は４月１２日から８月３１日まで。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）