興研、上期最終を57％上方修正、通期も増額

　興研 <7963> [ＪＱ] が3月18日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益を従来予想の3億円→4.7億円(前年同期は4.8億円)に56.7％上方修正し、減益率が38.7％減→3.9％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結最終利益も従来予想の4.7億円→6.4億円(前期は8.3億円)に36.2％上方修正し、減益率が43.8％減→23.5％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は2021 年1 月に完成した群馬テクノヤード内のマスク新製造設備に対して、経済産業省の令和2年度「N95マスク・非接触体温計・パルスオキシメータ生産設備導入支援事業」補助金を申請しておりましたが、この度受給が決定いたしました。これにより2021 年12月期第1 四半期会計期間に特別利益260百万円を計上する予定です。第2四半期、通期ともに売上高、営業利益、経常利益については、期初計画通りの予想ですが、親会社株主に帰属する当期純利益については、前述の特別利益を計上することから、前回発表予想を上回る見込みです。（注）上記の業績及び配当の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、今後の様々な要因により、予想値とは異なる可能性があります。