17年3期は黒字化へ向かう要素多く、中長期的にも成長が見込まれる
同社は、医療・介護・福祉、重作業、エンターテイメント等に展開するために設立されたロボットスーツ「HAL」を、医療・介護・福祉、重作業、エンターテイメント等で展開するために設立された筑波大学発のロボットベンチャーです。
HALはリモコンやコントローラーで動くのではなく「意思」で動くロボットです。人は「歩こう」とすると、脳から筋肉へ信号が送られ、筋肉がその信号を受け取ることで歩きます。この信号(生体電位信号)は皮膚表面から漏れ出ており、HALはこれを同社独自開発のセンサーで読み取り、ヒトがやりたい動きを認識し、意思に沿った動きを実現するのです。補助器具というよりは、脳に働きかけて体の機能改善を促す治療ロボットといえます。
医療分野では、HAL医療用(下肢タイプ)について、15/11月に神経・筋難病疾患に対する「新医療機器」として承認され、16/4月ロボット治療として世界初の公的医療保険適用となりました。
研究開発費が先行しているため、引き続き赤字の決算内容となりましたが、17/3期は医療用HAL(下肢タイプ)の国内承認と保険適用による収益寄与に加え、HAL腰タイプの大量受注、工場稼働による量産と利益率改善により、黒字化へ近づくと思います。
HALはリモコンやコントローラーで動くのではなく「意思」で動くロボットです。人は「歩こう」とすると、脳から筋肉へ信号が送られ、筋肉がその信号を受け取ることで歩きます。この信号(生体電位信号)は皮膚表面から漏れ出ており、HALはこれを同社独自開発のセンサーで読み取り、ヒトがやりたい動きを認識し、意思に沿った動きを実現するのです。補助器具というよりは、脳に働きかけて体の機能改善を促す治療ロボットといえます。
医療分野では、HAL医療用(下肢タイプ)について、15/11月に神経・筋難病疾患に対する「新医療機器」として承認され、16/4月ロボット治療として世界初の公的医療保険適用となりました。
研究開発費が先行しているため、引き続き赤字の決算内容となりましたが、17/3期は医療用HAL(下肢タイプ)の国内承認と保険適用による収益寄与に加え、HAL腰タイプの大量受注、工場稼働による量産と利益率改善により、黒字化へ近づくと思います。