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スリー・ディー・マトリックスのニュース
3Dマトリックスが一時9%高、国立がん研究センターと共同特許を取得
スリー・ディー・マトリックス<7777.T>が大幅反発。一時、前日比104円(9.4%高)の1206円まで買われ年初来高値を更新。この日寄り前に、国立がん研究センター(東京都中央区)と共同で出願していた「がん幹細胞に対する治療薬と診断方法」に関して、欧州(EU圏)で特許が成立したと発表しており、これを好感した買いが入っている。
同特許は、がんの悪性化に関与する「がん幹細胞」を制御する遺伝子「RPN2」を、核酸医薬(siRNA、マイクロRNAなど)、あるいは抗体医薬などにより抑制することで、がんの治療につながる効果を示したもの。また、体内の「RPN2」遺伝子の発現量を測定することで、新たながんの診断方法となる可能性もあり、同社の基盤技術である界面活性剤ペプチドと核酸製剤などの複合体が、がん細胞内に効率よく導入できる製剤となることも示されているとしている。
さらに、同社が国立がん研究センターと共同開発中の、乳がんの「がん幹細胞」に対する新規siRNA核酸製剤「TDM-812」を欧州各国に展開するにあたり、権利を保護するものでもある。なお、同件による17年4月期業績に与える影響は軽微としている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
同特許は、がんの悪性化に関与する「がん幹細胞」を制御する遺伝子「RPN2」を、核酸医薬(siRNA、マイクロRNAなど)、あるいは抗体医薬などにより抑制することで、がんの治療につながる効果を示したもの。また、体内の「RPN2」遺伝子の発現量を測定することで、新たながんの診断方法となる可能性もあり、同社の基盤技術である界面活性剤ペプチドと核酸製剤などの複合体が、がん細胞内に効率よく導入できる製剤となることも示されているとしている。
さらに、同社が国立がん研究センターと共同開発中の、乳がんの「がん幹細胞」に対する新規siRNA核酸製剤「TDM-812」を欧州各国に展開するにあたり、権利を保護するものでもある。なお、同件による17年4月期業績に与える影響は軽微としている。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)
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