＜後場の注目銘柄＞＝国際計測、増収増益基調が続く

　国際計測器<7722.T>は業績拡大に伴い中長期での株価上昇が期待でき、一服場面は拾い場だ。

　業績拡大の背景には、中国を中心としたアジアでの新車生産台数の拡大とそれに伴う新車用・補修用タイヤの需要増加がある。これを受けて、主力のバランシングマシンの受注も順調で、第１四半期（４～６月）末の受注残高は１３７億円（前年同期比３４％増）と過去最高水準。リードタイムが５～１０カ月であることを考慮すると、１５年３月期業績は会社計画の売上高１４５億円、営業利益２７億円を上回る公算が大きい。また、電気サーボモータ式振動試験機も自動車向けだけでなく家電向けなどに売り上げ増が期待でき、増収増益基調が続きそうだ。


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）