東京計器が今３月期業績予想を下方修正、港湾船舶や油圧機器など不振

　　東京計器<7721.T>は９日取引終了後、１７年３月期の連結業績予想の下方修正を発表した。売上高を４５１億円から４３１億円（前期比０．８％減）へ見直したほか、営業利益は１５億５０００万円から９億７０００万円（同４８．７％減）へ、最終利益は１０億４０００万円から６億円（同５２．１％減）へ減額した。

　船舶港湾機器事業は、円高に加え中国・韓国の造船所での新規建造が減少したことが響く。また、油空圧機器や流体機器事業も海外減速の影響を受けている。

　同時に発表した第２四半期累計の連結決算は売上高１７３億６００万円（前年同期比１６．１％減）、営業損益９億９２００万円の赤字（前年同期５億８３００万円の黒字）、最終損益６億７９００万円の赤字（同４億３００万円の黒字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）