トップカルチャーが１２年１０月期決算を発表、今期経常利益は２倍の急回復を見込む

トップカルチャー<7640.T>が６日引け後に１２年１０月期連結決算を発表。売上高は３３１億１４００万円（前の期比０．９％減）、経常利益は５億９３００万円（同４１．４％減）となった。レンタルの映像部門で低価格戦略を展開したことで、来店客数、レンタル貸出本数は増えたものの、単価引き下げによる売上高減少をカバーできなかったことで減収となった。超大型店の出店に伴う販売管理費の増加が経常利益の大幅減の要因。１３年１０月期は売上高３８３億円（前期比１５．７％増）、経常利益１２億円（同２．０倍）と急回復を予想している。低価格戦略による集客力の強化や超大型複合店の新規出店２店、既存店１店の大型改装効果で増収を図り、仕入れ原価見直しや運営効率の改善で大幅な経常増益を見込んでいる。